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Category Archive : 大気汚染

観光業界が早期の煙害対策実施を求めています

タイの公共ネットワークに、煙害に関わる記事がありましたので、訳して共有します。

バンコク(NNTニュース)- チェンマイの観光業界は、ピークシーズンが近づく中で市内の有害なスモッグ問題に対処するため、政府に対して緊急の行動を求めています。このグループは、「クリーンエア法」の迅速な制定と、特に農業慣行からの汚染を軽減するための効果的な対策の実施を提唱しています。

観光協議会の会長、プンロップ・サエジュー氏は、PM2.5の問題の複雑さに焦点を当て、提案された法律内での遵守に対するインセンティブと違反に対する罰金を含む協力的なアプローチの必要性を強調しています。協議会はまた、焼畑技術を避ける農家を政府が報奨するべきだとし、彼らの作物生産をサポートし、森林焼却に依存している人々のために代替の生計を見つけるべきだと提案しています。

これらの大気汚染を減少させるための取り組みを資金化するために、専用の基金の提案があり、これにより投資家に対して税制上の優遇措置を提供できる可能性があります。この基金はまた、地元の農業慣行をより環境に優しい方法に変革し、焼却とスモッグを制御するのに必要な機器を提供するためのものです。

私立セクター、チェンマイ大学を含む団体は、エア・プリファイヤー・タワーなどの技術的な解決策に取り組んでおり、地元では農業焼却を管理し、無制限の火災の発生を減らすための予約システムが導入されています。

これらの取り組みや観光客の地域への戻りにも関わらず、業界関係者の中には、特にスモッグのピークシーズン中に離れる傾向がある長期滞在者やデジタルノマドなどに対する、チェンマイのイメージに対する長期的な影響への懸念があります。

記事元:http://thainews.prd.go.th

チェンマイが4月18日に世界最悪に返り咲き

IQAir社が発表した空気質指数(AQI)によると、4月18日にタイ北部のチェンマイ県の空気質が再び世界最悪になったそうです。AQIは180で、「不健康」レベルです。(その後少し改善していますが)

チェンマイ県の副知事によると、現在の大気汚染の主な原因は山火事だそうです。しかし、山間部での火災が起きる場所は急な斜面が多く、消火が難しいんだとか。

また、チェンマイ県のホットスポット(発火地点)は272カ所で、山火事や野焼きが主な原因だそうです。チェンライ県が265カ所、メホンソン県が197カ所と続きます。近隣の国々のホットスポットについては、ミャンマーが4489カ所、ラオスが1673カ所、ベトナムが319カ所、カンボジアが28カ所、マレーシアが17カ所だそうです。

IQAIR社⇒都市別の空気の質ランキング(毎日更新中)

毎日新聞も、4月20日の記事で、チェンマイがトップだったことを報じています。⇒毎日新聞記事

チェンマイの煙害とは?

タイ北部に位置するチェンマイは、美しい自然と文化が豊かな観光都市として知られていますが、最近では乾季の終わりに起きる大気汚染問題が深刻化しています。毎年冬になると、農地を焼いたり、車や工場などからの排出物によって、PM2.5の濃度が高くなり、市民の健康に影響を及ぼすほどです。

チェンマイの煙害の原因は、環境汚染が主因です。チェンマイは温暖な気候と豊かな自然が魅力であり、その一方で工場の排出物や農地の焼却による大気汚染が問題視されています。そのため、市民や政府はPM2.5対策に力を入れています。

PM2.5は、肉眼で見えない微小粒子であり、長時間にわたって吸い込むことで、呼吸器系や循環器系に影響を及ぼすことが知られています。PM2.5の濃度が高いと、健康リスクが高まります。チェンマイのPM2.5対策について、市民や政府が取り組む現状についても取り上げ、今後の対策についても考察していきます。

メタディスクリプション:チェンマイの煙害について、その原因である環境汚染やPM2.5、健康リスクについて解説します。